歯科も感染症です。
こんにちは。
新潟市西区小針の優しい歯科、西原歯科クリニックです。
なかなか大変ですね。
歯科医と歯科衛生士は、毎日細菌と戦っています。
歯科のほとんどの疾患は、細菌による感染症です。
ただ、すぐに亡くなるような事はありません。
ですが、最近わかり始めた事は、歯科疾患と体の病気との密接な繋がりが分かってきた事です。
よく最近思うのは、風邪は万病のもとという言葉。
風邪はウイルスと細菌によるものが混在しているという認識です。
症状で「風邪」と言われますが、本来は何かによる感染を起こしそれが、原因となり「風邪症候群」となります。
言い換えれば、何かのウイルス、(ライノウイルス、アデノウイルス)または細菌に感染したという事です。
話を歯科に戻します。
お口の中は、ほぼ細菌が占めます。
細菌は、良いものもいれば悪いものもいます。
言い換えれば、with 細菌。
細菌と共存していかねばならないのです。
一旦感染してしまうと、一生感染と向き合わなければなりません。
細菌は、定着するとなかなか出てはいきません。
また、特効薬も見つかりません。また、虫歯や歯周病原因菌にもありませんし、ワクチンもありません。
研究が進まない事や致命的な疾患でないからでしょう。
残念ではあります。
しかし、歯はだんだんとじわじわと体の健康を蝕みます。
気づかぬうちに、少しずつ。
虫歯を放置すると、残せない歯は、抜かねばなりません。
それを放置すると、歯が傾き、歯が伸び、かみ合わせが狂います。
そして、姿勢が崩れたり、かみ合わせが原因の偏頭痛などに繋がります。
また、咀嚼障害や、歯周病により内臓に問題をお越し、大病を患う。
という事になります。
意外と歯科って大事なんですよ。
唾液によるPCRに関しては、
要は、ウイルスに感染したかどうかで、
ウイルスの発生している地域には、ウイルスがたくさんある訳で、その感染力のあるウイルスが口や鼻に感染し、増えれば当然ウイルスが入り込み、増殖し、症状があった段階で検査をすれば陽性反応が出ることになります。
ウイルスが極めて少なく、限定した地域においては、およそ心配する事はありません。
だから、今は第二波に備えて、たくさん一度に検査する体制を行政や医療機関で準備する時期なのです。
今回の補正予算できちっと対策を講じ、設備を整える事が、この冬の第二波に対する準備となりましょう。
一般的には、今の予防の継続と意識の継続が必要でしょう。
心の片隅には、健康や予防の概念を持つ、持ち続けるという事。
また、歯科に話を戻します。
ですから体温を測り、元気で、咳などしていない方で、ここ1ヶ月場所の移動の少なく限定的な方は、少しずつ県内をまたがない移動は始めると良いと思います。
または、歯科の定期的受診は始めるべきと思います。
繰り返しますが、虫歯や歯周病は細菌による感染症で、特効薬、ワクチンもありません。
だから、歯磨きと定期的な歯のケアと予防、治療が必要になります。
この事をふまえ、健康な方は、歯のケアを不要不急と思わないで下さい。また治療の途中のかたは、放置は決して良くはなりませんので、優先順序を変える事なく、予約を守り治療を受けるようよろしくお願いいたします。
虫歯も感染症です。
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