なぜ定期検診でのSPTやメンテナンスが大事か?
なぜ定期検診でのSPTやメンテナンスが大事か、という事について確認しておきましょう。
定期検診の重要性は、様々な論文が出ていますが、
一番有名なものは、アクセルソン教授が2004年に発表した論文2)でしょう。
過去30年にわたって、500人以上を対象に口腔内のデータを採り続け、定期検診の重要性を科学的根拠を示したものです。
そのデータから、定期検診を欠かさず行った人が30年間の間に失った歯の平均本数を見ました。
定期的なメンテナンスがいかに大事か、そして若い時期から始める事がいかに有効か、という事が分かりました。
定期的なメンテナンスで、歯肉が腫れなくなった、歯肉の色が亀齢になってきた、口臭がなくなった
等の成果が伴ってきます。
中等度の歯周病の方は、セルフケアの限界があります。
それをサポートするのが、歯周病サポート療法です。
定期検診の重要性は、様々な論文が出ていますが、
一番有名なものは、アクセルソン教授が2004年に発表した論文2)でしょう。
過去30年にわたって、500人以上を対象に口腔内のデータを採り続け、定期検診の重要性を科学的根拠を示したものです。
そのデータから、定期検診を欠かさず行った人が30年間の間に失った歯の平均本数を見ました。
定期的なメンテナンスがいかに大事か、そして若い時期から始める事がいかに有効か、という事が分かりました。
定期的なメンテナンスで、歯肉が腫れなくなった、歯肉の色が亀齢になってきた、口臭がなくなった
等の成果が伴ってきます。
中等度の歯周病の方は、セルフケアの限界があります。
それをサポートするのが、歯周病サポート療法です。
SPT(歯周病のサポート療法)の効果って?
新潟市西区小針南台の歯科西原歯科クリニックです。治療の終わりは始まりです。歯周病は中等度の状態では、自己管理は、難しく、歯科医師や歯科衛生士による定期的なメンテナンスが必要です。では、SPT(歯周病のサポート療法)を受けたらどうなの?お金も時間もかかるし、効果があるの?下はSPT(歯周病のサポート療法)の長期臨床研究のデータです。Bostanciら1)らは、積極治療後に継続してSPT(歯周病サポート療法)を行う事により、当時10年間で3.6本前後の喪失歯数であったのを0.7本前後まで減少させるデータを提示し、SPT(歯周病サポート療法)が歯の生存率を上昇させるのに有効であることを報告しています。Axelssonらは2)は、積極治療を行った患者さん90名をリコール群(2-3カ月でリコールしSPTを行う群)と非リコール群(SPTを行わない群)に分け6年間比較した結果、リコール群は、0.1~0.3mm歯周ポケットの深さが改善したのに対し、非リコール群は、歯周ポケットの深さが1.2-2.1mm程深くなった事を報告しています。Axelsson先生は、スウェーデンの歯周病の名医です。その先生の研究結果を大事に当院に通院して頂いてる方へお伝えしたいと思っています。新潟市西区小針南台西原歯科クリニックhttp://nishiharadc.web.fc2.com1)Bostanci HS ,Arpak MN Long-term evaluation of surgical periodontal treatment with and without maintenance care J Nihon Univ Sch Dent33.152-159,19912)Axelsson P, Linde J The significance of maintenance care in the treatment of periodontal disease J Clin Periodontol 8:281-294,1981
0コメント