【根の治療】根の治療に使うラバーダムクランプ
新潟市西区小針南台の歯科、西原歯科クリニックです。
【写真1】ラバーダムクランプ
痛い歯の治療は、患者さんも大変です。
何故ならば、1回の治療時間、治って咬めるようになるまでの治療回数、また治療費もかかるためです。
当院では、一回目の根の治療を約90分頂くこともあります。
その1回の治療時間が長いのは、治療の後に痛まない為、治療の区切りをつけなければいけないからです。
また、治療が複雑で繊細で、治療器具などもたくさん必要であるばかりでなく、奥歯など非常に見えづらい場所を治療するので、時間がかかります。
この上の写真のラバーダムクランプは、歯の周囲に装着してゴムのシートでお口全体を覆い、治療する歯を露出させ、唾液や、血液がはいらないようにするための大事な装置です。
歯の根の治療をするために必要となります。
【写真2】上顎第一大臼歯の歯
第一大臼歯の根の治療は、大変複雑ですが、治療が上手くいけば、また歯として機能出来ます。
第一大臼歯は、奥歯の中でも大変重要であり、人間が生きていく上で重要な食べ物をすり潰す機能を持っています。
虫歯を放置したり、かけている歯をそのままにしておくと歯の神経が細菌により、感染を起こす事で、変性し痛みを伴うようになります。
それを機能回復させるためには、歯科医による治療が必要となります。繊細な手作業です。
この歯は、神経の管が4つありました。
最近は、欧米発の機械の発展などにより、神経の治療は、より効率化がはかられています。
しかしながら、日本の治療体系において、その四つの神経をきれいにする治療はかなりの労力を費やします。
1回の治療で、神経の管をきれいにする時間が仮に10分とすると、最低でも40分はかかる計算です。
それが、15分なら60分。
20分なら80分かかる訳です。
お口をあけたまま、80分は患者さんもお辛いと思います。
当院で、一回目の治療を90分頂くのは、その為です。
なるべく治療後の回復を速める為です。
では、この歯の根の治療が必要になるまで、どの位かかるか?
虫歯は急速に進行するか?と言われればそうではありません。
かけた歯を、数ヶ月放置した結果です。
その腐敗したり、化膿した神経は、変性しており、容易に消毒、除去する事が難しく、1回の治療が長くならざるを得ません。
しかし、可能な限り治療を確実に行えば生体は、早期に痛みから解放され治癒に向かいます。
右下の第二大臼歯も、複雑な形態をしています。これも指紋と同様に人それぞれ一つとして同じ形態はしていません。
第二大臼歯は、
いくつかの形態のパターンがあり、その複雑性から治療が難しいと言われています。
西原歯科クリニックでは、歯の中を実際に、診ながら治療にあたっています。
その治療内容により、可能な限り機能回復をするように配慮しています。
治療の確実さは、すなわち回復の速さに繋がります。治療回数も少ない回数ですむかもしれません。
「西原歯科クリニック⇨検索」
その治療が、治癒に至れば、その歯で、悩まされる事もなくなるわけで、通常の日常生活に戻れる訳です。
当院では、治療後の痛みが少ないように配慮して、治療計画をたてております。
小針駅徒歩2分
新潟市西区小針南台3-6
西原歯科クリニック
http://nishiharadc.web.fc2.com
お問い合わせは
025-265-2323
LINEにてお友達登録で歯科治療のお話も。
0コメント