歯の根の治療【根管治療】
新潟市西区小針南台の歯科
西原歯科クリニックです。
ごく普通の保険適用の治療のお話しです。
感染根管治療
「黙っていても痛い」、
「温かい物を食べると痛む」
「夜中に歯が痛む」
などは、歯の神経を取り、また歯を使えるようにします。
しかしながら根の治療をした後に痛む、
咬んで痛いという時には、
もう一度、根の治療をする事になります。
細菌による感染を起こすと、なかなか細菌を100%殺菌除去する事は、難しいと言われています。
それゆえ、再度根の治療をして、もう一度、歯の機能回復を図るために、治療を行います。
感染根管治療とよんでいます。
根治と略しています。
Case1
【主訴】ツンツンとした感じがする。
今まで何ともなく使っていた歯です。
患者さんは、不思議そうでした。
「根の治療をお勧めします。」
とお話しをして、承諾を得ました。
歯の根の先が少し曲がっていて、それをゆっくり時間をかけて、治療しました。
途中
根の先が触ると分かるという事でした。
その部分を除去する事で症状は改善しました。
「ツンツンする原因は、根の先端数ミリの部分が悪かったんですね。」
手前の歯との間に、虫歯がありましたので、その虫歯は詰めてあります。
とお話し。
ツンツンとした感じもなくなり、
よかったです。
根の先までお薬を入れました。
Case 2
咬むといたい。
ブリッジを支えている歯が咬むといたいという事でした。
「根の治療をお勧めしますが、お食事が取りづらくなりますが、よろしいですか?」
「被せている歯を除去しなければならず、食べづらさがありリスクを伴います。」
とお話し。
「分かりました。」と承諾を得ました
この歯は、根の先数ミリが原因で、その部分を時間をかけて治療しました。
根の先端をお薬を使い柔らかくし、器具が交通しました。
すると、叩いても響かなくなりました。
その部位に、しっかりとお薬を入れて根の治療を終えました。
根の先端、数ミリではありましたがその部分が原因でした。
このように、時間を要しますが、
当院で、8-9割は根の治療で改善をしています。
残りの1.2割は、どうしても根の治療で症状緩和が難しい場合があります。
歯の一部に、ヒビが入っている場合です。
また、根の先の病変が大きく、改善が難しい場合です。
そういった場合も残せる場合もあります。
このように、響く事がなくなれば、また歯の機能が回復されます。
歯の根の治療には、患者さんもお辛いと思いますが、治ればその利益は、代えがたいものとなると信じております。
可能な限り抜歯をせず歯の保存を試みます。
歯の健康を真剣に考える
西原歯科クリニック
新潟市西区小針南台3-6
http://nishiharadc.web.fc2.com
025-265-2323
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