【全身麻酔を受けて手術なさる方へ必要な二つの事。】

新潟市西区小針南台の歯科、西原歯科クリニックです。

今日のお話は全身麻酔で入院を控える方へ大事な事を。

【全身麻酔で手術を受ける方へ】

全身麻酔手術(周術期)と歯科の関係について

口腔以外のなんらかの疾患で入院なさる方は、通常お口から食事を採ります。
術後は、早期に離床し、経口摂取をする事が最近の入院治療の傾向となっています。
また、その早期離床は、入院日数を少なく、退院できる目安になっています。

そこで大変重要なこと、関係について

⬜いわゆる差し歯を含めて歯の動揺がないこと。

⬜可能なかぎり、虫歯や歯周病をコントロールしておく事。

この二つは、最低限行っておくべきと考えています。


差し歯を含めた歯の動揺について、

全身麻酔において大きな関係があります。

全身麻酔の流れの中に、
歯が動揺していると、全身麻酔をするための作業に支障が出るからです。
気管内挿管といって、直接肺へ酸素を送り込む為に、管を気管内にいれます。
その作業は、お口から行います。

その作業の際に、差し歯を含めた歯に動揺があったり、または取れそうな歯があると大変です。
  
入院前に必ず歯科医にみてもらい適切な治療や処置をしてもらう事が望ましいと思います。

二つ目の虫歯治療と歯周病のコントロールについて

これは術後回復に大きく関係しています。

もちろん、健康な口腔であれば、栄養摂取が簡単であり、1番体に自然な訳です。

栄養摂取には、
点滴栄養から、経口摂取まで様々な段階があります。

お口の中の状態によって、経口摂取が出来ない場合は、栄養摂取に問題が出てきます。

また、口腔は、食道と気管の入り口でもあります。

早期離床の目的の一つは、肺炎の予防もあります。
口腔内の健康は、術後の栄養摂取や、肺炎予防につながります。

その意味において、虫歯治療と歯周病のコントロールは、大変重要です。


もし、万が一全身麻酔での手術が必要とされたら、

特に麻酔医より、歯科への受診指示があった場合は、お早めに受診なさった方がよろしいと考えます。


新潟市西区小針南台3-6
西原歯科クリニック
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025-265-2323

小針駅徒歩2分
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