楔状欠損について
楔状欠損について
新潟市西区優しい歯科
西原歯科クリニックです。
楔状欠損とは?
歯の根元がなくなっています。
歯ぎしりや食いしばり等の習慣で、強い咬合力や異常な咬合力が歯に加わると、
セメントエナメル質の境界部に、応力(側方力)が集中して、エナメル質、象牙質が破壊され、歯頚部歯質の欠損が生じる事をアブフラクションと言います。
ブラキシズム(大きな意味の歯ぎしり)などによって咬みあう面に強い力が働くと、厚みが少ない歯頚部エナメル質に力が集中します。
力が加わらないときには、力は反対に向かいます。
このような力の歪みは、エナメル質の微細な構造に、隙間を作ります。この隙間に食物由来の酸などが、介入すると歯の成分であるアパタイトが溶解し、結晶結合が脆くなって、歯頚部エナメル質の欠損が生じると考えられています。
インレーや、クラウンなどの修復物の脱落も、修復物と歯質の間のセメントに力の歪みが働いて起きると考えられています。
さらに、う蝕病原細菌が小さな隙間に侵入すれば、歯頚部う蝕が発生して、しみたり痛くなる原因になります。
歯と歯肉の間に、鋭利な角度の欠損があれば、歯ぎしりなどによって起こるアブフラクションと考えられます。
ご相談下さい。
新潟市西区小針南台の歯科
西原歯科クリニック
http://nishiharadc.web.fc2.com
小針駅徒歩2分
025-265-2323
歯をはなしてリラックス。
0コメント