脳の発育は、3歳で8割成長する。
スキャモンの成長曲線について
~ためになる知識を~
こんばんは、新潟市西区小針南台の西原歯科クリニックです。
小さいお子さんから、お年をめした方までお口の中を拝見しますと、
様々な事を教えて頂けます。下の図は、小児歯科で学ぶ重要な知識です。
生まれたてのお子さんをお持ちのかたへ 是非知って頂きたい知識です。
人は、成長にあたり4つの系をなして 成長をします。それぞれの器官は、その時期に応じて成長します。器官の発育、発達はその成長にスパートがあります。
5歳でほぼ人間の神経(脳)の発達は8割は完成します。この時期はとても重要な時期ということと思います。様々な経験をして、いろんないい刺激を与えることが脳の発達には大切だということです。そのいろんなホルモンなどを作る大切な時期ととらえるべきでしょう。
よく中学生になると にきび ができる。 これも納得です。治そうと思っても、そういう分泌物が多い時期なので、ある意味仕方のない事でもありそうだと思いませんか?
私は、歯科医なのでその歯牙年齢と歴年齢の差をよく頭にいれて診察します。
この方は、どういう発育曲線の中をどう発育されているのかを頭にいれながら
今の時期で重要な事をお伝えするつもりでおります。
顎の成長も、よくこのスキャモン曲線によって説明されると思います。
上顎は、神経系に近い成長、すなわち 早く成長していきます。
小学校3.4年生ころから少し前の歯との顎のバランスが徐々に解消されていくのを
よく経験します。
それから下顎がキャッチアップしながら 成長していく。
すなわち 下顎は、生殖系にやや近いと教わります。
これは、顎の成長の話ですので、主に歯科の分野では、小児歯科や矯正歯科に
該当する知識な訳です。
成長した後には、顎の成長はなく、むしろ退化傾向となり、この曲線では説明がつかない
こととなります。
小児歯科を専門で治療されている先生であればこういう知識をお持ちで、現在のお子さんの
状況がどういう境遇にあるかをご説明していただけるかと思います。
歯科医は、ただ 歯を削って詰めているだけではありません。
当院は、歯科医学のもっと深みのある事を 時間をかけて説明をする時間を設けております。ただ診療して はい おしまい では 何か味気ないと思いませんか?
ご自分のお口の写真を見て、どうなっているかを見て、どうしなければいけいないかを
もっとよく知る必要があると思います。
私は、常日頃、なるべく再治療をしないようにと心がけ治療にあたっております。
10年持てば、その歯の治療は成功したと考えています。それが、15年、20年続けば
もっといいと思って治療をしています。
そういう意味では、少し日本の歯科医療は軽薄な 感も否めません。
私は、なるべく 今のコンセンサスを求め、可能な限り 保険医療とを整合させて
治癒に導くべく毎日汗をかいて治療をしています。
その辺が 患者さんに伝わればと思います。
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