歯の欠損が引き起こす影響について
新潟市西区小針南台の歯科、西原歯科クリニックです。
一般的に歯は欠損すると前方に動いていきます。
上の歯は、下がり(てい出)、下の歯と咬み合います。かみ合わせの平面が変化します。
こうなってしまうとどうやって元に戻すのでしょう。
治療するべき歯が広範囲になります。
一つ手前の小臼歯は、隙間が出来ます。
ものが挟まります。
これは虫歯、歯周病の原因となります。
では、多数の歯がないとどうなるでしょう?
上の歯は、「てい出」します。
咬み合わせの平面が崩れてしまいます。
奥歯では咬めないので、前歯だけで咬む事になります。
前歯は、必然的に前方に動きます。
これを「フレアアウト」と呼びます。
かみ合わせは、姿勢の制御にも関係しています。奥歯を入れる事で、転倒予防にもなり得るとの報告があります。
バランスの変化が首や腰、股関節、膝のバランスに少なからず影響を与えると言われています。
以前、歯の機能を説明しました。
サッカーのフォーメーションで、歯の機能を紹介しました。
前歯は、かみ切る
奥歯は、すりつぶす。
小臼歯は、すりつぶす為に細かくする。
細かく食塊にして、胃の中へ。
パスを出し、相手を交わし、最後にゴールを入れる。
この奥歯の行程がなくなると、どうなるでしょう?
胃や食道に負担がかかり、慢性化な刺激が加わります。
効率よく、エネルギーやカロリーを摂取しづらくなります。
そこで、健康を損ねてしまいます。
胃や食道、或いは腸になりますと大変です。
一つの歯の欠損の放置は、悪影響を出しかねません。
当院では患者さんに、ベネフィット(利益)とリスクを考慮して治療にあたります。
お問い合わせは
新潟市西区小針南台3-6
西原歯科クリニック
http://nishiharadc.web.fc2.com
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